LIFE IS MONEY…
「わかってるよ。わかってるけど、リクがいなきゃ会社は大変でしょ?だから…―」




「それは俺が決める事だ」



そう言われると、何も言えない。その通りだし…





「………」




「会社の心配なんてしなくていいから。チエはゆっくり休んでて」




いつもの声と、名前を呼んでくれた事に安心して



「…うん…」



頷いたアタシをリクは抱きしめ




「ずっと傍にいるから」





そう呟いた。
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