LIFE IS MONEY…
腕を引っ張り、病院に行こうとするリクにやっとアタシは言葉を発した。



「ちょっと、待って」



その言葉に足を止め振り返ったリク。



「昨日の事覚えてる?」



「昨日?」




「殴った事」




「殴った?」



「アタシを殴った事」



そう言った途端、リクの顔は真っ青になり



「俺…が…やったのか?」


頭を抱え、座り込んだリク
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