LIFE IS MONEY…
「覚えてないの?」




「………」




「リクを嫌いになんて、ならないから。離れていかないから。本当の事言って。覚えてないの?」




「…覚えてない」




「…そっか」




「本当ごめん。早く病院に…――」



「病院は行かない。冷やせば治るから大丈夫。リク?少し一緒に寝ようか」





無理矢理立たせ、次はアタシがリクの腕を引っ張り寝室に入り、ベッドに潜りこんだ。
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