LIFE IS MONEY…
あっという間に60階に着き、チンっという音と共に扉が開き降りたアタシに



「それでは」




そう言い、向井さんは扉を閉め再び下りて行った。




教えられた部屋の前に立ち、唾をゴクリと飲み込みインターホンを押した。



すぐにドアが開き



「いらっしゃい」




愛しい人が姿を現す。
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