LIFE IS MONEY…
それからもアタシは、優越感に浸りながら焼鳥にがっつき、当たり前の様に4人分の支払いをするリクを自慢に感じた。



店を出て、呼んでおいたベンツに乗り込もうとするリクに



「ご馳走様でした!」


「ご馳走様でした」



サキとダイは頭を下げる。


「気にしないで。焼鳥位いつでもご馳走するよ。それじゃあまた」


「じゃまたね!」



アタシ達を乗せたベンツは、静かに動き出し…
アルコールが入った身体がやけに心地好く感じた。
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