会いたいよ…
「玲奈姫様…
 いかが
 あそばしましたか?」
姫様付きの
忠実な執事にでも
なったかのように、
話しかけ、
ひとり反応を楽しんでいた。


普段あまり
焦ったことのない
玲奈が、
若干ながらも
息を切らせていた。
からかうには
絶好のチャンス!


…になるはずだった。


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