会いたいよ…
なんだか
微笑ましい光景に
ふと笑う私に
拗ねてみせる透は
しっかりして見えても
まだまだ
子どもなのだ。


そんなことを
考えながら
2人と共に
ドアに向かって
一歩…


たった一歩
踏み出したところで
廊下がやけに
賑わっているのが
気になり
無意識に足を止めた。


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