会いたいよ…
「しょっちゅう
つばきちゃんの
所に来てるん?
トオルは…」


「ヤツ」の問いに
秀明は真似して
ニヤリと
不敵な笑みを
浮かべて
頷いてみせた。


透が口を開くのが
もう少し遅かったら
私はきっと
おもいっきり
ヒステリックに
怒鳴っていた気がする。


「松本センセーは
親の次に
俺のこと
分かってるから。
他のセンセーじゃ
相談に
ならへんのや。」

< 80 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop