赤の疾風



「梳菜、一向に現れんから、心配したぞ。」



「っ!!」


そこにいたのは、間違いなく、


「ま……、萬天、殿…!?」


赤い羽織の美丈夫…。



梳菜が今、誰よりも会いたかった人物、萬天だった。



< 131 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop