ヴィナス・アプロの伝言(メッセージ)

新しい生活が落ち着いて、まだ自分の気持ちが咲にあるなら、やり直したい……と思ってた。

そして、夏休みに入ったけど、自分の気持ちは変わらないのを悟り、咲に会おうと家へ行ったら、合宿で高校へ泊まりだ……と言われた。

そして、俺は咲の高校へ向かってた。

近くの公園の前を通り掛かった時。

何気無く公園の方を見ると、咲が同じ高校の男子と買い出しの荷物を持ちながら、歩いてるのが見えた。

思わず駆け寄ろうとしたが、咲が立ち止まって何かを見てるので、俺もそっちを見る。
でも、俺のところからは、よく見れない。

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