星恋歌

♪『友達』から『一人の女の子』へ♪



『恋菜…』


椋介が、優しくあたしの頭をなでた。




「ふぇッ…っくぅ……」


あたしはただ泣くばかり。



『どうしたんだ…?』


「なんで…も…ないよ?」


まだ…この関係を壊したくない……


その想いが強かった。






『そっか…。無理すんなよ』


「うん…」


『お前だって…女の子なんだから。』


「……え…?」


椋介は、少し顔を赤くしていた。





『友達』から『一人の女の子』になった瞬間だった。





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