星恋歌
♪あの日の唄♪
「恋菜ッ!!」
「あ、実華ぁ♪おはよ~☆」
「そんなのんきに挨拶してる場合じゃないってぇ!!」
実華は息を切らしながら私に近付いて来た。
「ど、どしたのッ!?」
「えっと……ゼェ………ゼェ…」
相当早く走ってきたみたいだ。
「と、とりあえず、屋上行こッ?」
私はあせる実華を屋上へとうながした。
―――屋上―――
「あ、あのねッ……」
実華は1枚のCDを取り出した。
「……何ソレ?」
「とりあえず!聞いて見てッ!!」
実華はCDプレーヤーにそのCDをセットした。
私は、イヤホンを耳につけた。
~~~♪~♪~
「………ッ!!?」
「………恋菜ぁ…。これって…………」
イヤホンからは、
私の曲のイントロが流れ出していた。