美術系女子高生


『…秋。
口に出てるし…今、授業中ですょ?
てか、超怖い。』

↑この子は、親友の茜
私の後ろの席。


私は、由枝崎 秋華
高2

『あら、やだ。
そんな事は無いわよ。』


『嫌、あるアル
秋、ババくせぇ〜

ツカ、アイツ超引いてるんだけど…』

茜は、私の隣の席の男を見る。

『ごめん。
…オレ、聞いて無いからな。』

茜に見られた奴は超焦ってる。
ウケる。

秋『高森くゥゥゥん
超聞いてんじゃない?
“ごめん”って何よ。』


高『い…いや…なっ
水季』

高森は、高森の後ろの席の水くんに話をふる。

水くんは、水季と言うらしい。

水『えっ?!う…うん。
ちゃんと聞いてた』


秋『お前は聞いてねぇよ
てか、寝てただろ。
無理に合わせようとして間違えるなよ。』


水『…アハ
間違えちゃった。
いきなりふった高っちが悪いんだからなぁ〜☆』

高「高っちてなんだよ
てか、キモイ」

茜『高っち、怒るな。』

高『だから、高っちじゃ『高っつぁん…ち、諦めよう(秋)』

『高“っつぁん…ち”って何
もっと嫌なんだけど。
超意味わかんなくなってる』







ちなみに、水くんは高森が好きっぽい。
てか、好きだろ。


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