年上彼氏は看護師さん
朝里に添い寝をしてあげると気持ち良さそうに眠った。



朝里はこのまま朝まで起きないだろう。



俺は美沙が眠る客間にもう一つ布団を敷き寝る事にする。



美沙が目を覚ます。



「浩輔一緒に寝て。 」



一瞬ためらってしまうが、俺は美沙と一緒の布団に入った。



「浩輔さっきはごめん。私には浩輔だけだから。


公美とは別れて朝里も引き取って貰って。


私頑張って浩輔の赤ちゃん生むからね。」



そう言って美沙が激しくキスをしてくる。



夫婦だから当たり前なのに、俺の中でもう美沙を愛せなかった。



でも俺が拒めば美沙は傷つく。



俺は美沙を抱き締めながら、朝里の泣き顔を思い出していた。



朝里の為に今は美沙と夫婦でいよう。



明日は朝里を俺の母親に預けて、



美沙を病院へ連れて行く。






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