年上彼氏は看護師さん
朝里を母に預けた。



美沙を刺激をしないように起こし、



一緒に朝ご飯を食べる。



「浩輔朝里は何処?」



『朝里は暫くの間俺の母親に預ける事にしたよ。


美沙も俺と二人だけの方がいいだろうと思ってね。』


「嬉しい浩輔ありがとう。朝里なんか帰って来なければいい。」



『美沙ご飯食べたら、小林先生のとこに行こう。』



美沙が嫌がる。



「私なら大丈夫だよ。気持ちも落ち着いてるから、


安定剤飲まなくても、浩輔が一緒にいてくれれば眠れる。」



『そうだね。でも1ヶ月に一度は行かないと小林先生も心配するよ。


今日は俺が一緒に行くから。』



美沙が笑顔になる。



「浩輔高校休むの? 」



『ああ、大丈夫だよ。休む事は連絡した。』



美沙は急にはしゃぎ出す。


「浩輔病院の帰り二人で食事しましょう。


朝里がいて二人で何処にも行かれなかったんだから。」







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