年上彼氏は看護師さん
「ねぇ、ところで真人をいつまで待たせるの?」



それってあれの事だよね?いつまでって言われても、

私よく分からないんだよね。



『沙織その話しはいいから、今度の連休四人で何処行こうぜ。』



四人で行くならパパも許してくれそうだし、



今の所パパともうまくいってる。



でももうパパと一緒にお風呂入るのは止めた。



ぽっぺとおでこのキスは今もしてるけど、



唇にはしなくなった。



私がお願いしたら止めてくれた。



パパが私の事大切に思ってくれるのは、



凄くよくわかる。



たけど度を越しすぎると本当にうざいだけ。



その事がパパも分かったみたいで、



前みたいにうるさい事は言わない。



腹痛は酷くはならないけど、今も少しチクチクする。


市販の薬を飲んで我慢している。



病院へは行きたくなかった。



あれから3年もたっているのだから、



下村病院に研吾君がいる訳ないのに、



考えるだけで不安になる。


神様どうかお腹が痛くなりませんように。







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