年上彼氏は看護師さん
5月の連休だから、遊園地は混んでいた。



四人で回るのも大変で、昼落ち合うことにして別れた。



『朝里どこに行きたい。』


「別に何処でもいいよ。でも絶叫系とお化け屋敷は駄目。」



遊園地に来てそれはないでしょ。



無理矢理絶叫系に乗せられ、下りた時に私は号泣。



『朝里ごめんって。そんなに怖がると思わなかったから。』



大泣きする私を抱き締めてる真人。



かなり目立ってます。



「真人もう大丈夫だから。」


『駄目こんなに震えているから。もう少しこうさせて。』



真人恥ずかしいよぉ。



「真人私トイレに行って来るから、ここで待ってて。」



私は真人と離れ近くのトイレに向かった。



大泣きした為化粧は取れ顔は真っ赤。



私は沙織から借りた化粧道具出し直した。



鏡に映る自分をチェックしてトイレから出た。



その時男性トイレから出た男の人とぶつかってしまう。



「あ、ごめんなさい。私前見てなくて。」



私を見たその男、大学生ぽい私の苦手なタイプだった。



いきなり私の腕を掴む。







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