年上彼氏は看護師さん
私は明日まで食事はなくて点滴だけ。



退屈なのでテレビをつけようとしたが、



うまくリモコンが取れなかった。



そこにドアをノックする音。



明良先生と綺麗な女の人がいた。



『朝里ちゃん君担当の薫。僕の自慢の奥さん。』



「明良ここは病院よ。朝里ちゃんよろしくね。私一人では朝里ちゃん見切れないから、


後は海斗が見るからね。海斗は私な弟なの。


見た目はいかさないけど中身はいいやつだからね。」



中身どうだろう?いきなり私をナンパしたんだよね。


なんか軽そうだな。



海斗さん苦手だな。



「ほら海斗も中に入って、朝里ちゃんに挨拶してよ。」



海斗さん長い髪を一つに結んで白衣を着ていた。



昼間会った海斗さんとは別人のようだった。



『朝里ちゃんの入院は今の所二週間ぐらいになると思う。


今日は疲れただろうから早めに寝るといいよ。』



明良先生と薫さんが出て行った。



部屋には海斗さんと私の二人になる。



「あ、点滴終わりそうになったら枕元のブザー押して。


一応時間を見てくるけどね。」







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