年上彼氏は看護師さん
『海斗おまえ夜勤だろう。

飯食って来いよ。ここにいるから。』


他の二人の看護師は見回りに行っている。



「研吾ありがとうな。急いで食べてくるから。」



「研吾朝里ちゃんどこだ?」


『寝てます。』



「なぁ研吾、朝里ちゃんに会う覚悟は出来た?


今の情けない顔の研吾は、まだ朝里ちゃんに会う資格がないと思うよ。


研吾もっと自分に自信をもて、


そして勇気を出して朝里ちゃんと向き合え。


朝里ちゃんも研吾が会いに来てくれるの、


待ってると思うよ。」



兄貴僕はどうしたいのだろう?



益々分からなくなる。



朝里に会いたいたけど会うのが怖い。



朝里が僕を受け入れてくれるか分からない。



心配が募るばかり。



朝里ごめんなこんな意気地なしで。






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