年上彼氏は看護師さん

愛の形

又朝里に会いに来た真人と言う青年。



まぁ、朝里の彼氏だから心配なのは当たり前か。



そう思っていたら、彼は今日朝里に別れを告げに来たと言った。



俺は少し腹立たしかった。


病弱な彼女なんかいらないとでもいいたいのか!



たけど彼は違っていた。



真人が僕よりも深く朝里を愛してる事を思い知らされる。



朝里の全てを知り朝里に会うのが怖いというのは多分嘘だろう。



真人はこれ以上朝里を傷つけたくなくて、



自分から身を引いたのだろう。



朝里が僕と真人の間で苦しむ事になるから。



真人おまえは子供なんかじゃないよ。



僕よりもずっと大人だ。



僕はいい年をして、彼氏というおまえの存在に怯えていたよ。



朝里は絶対おまえといる事を望むだろうから。



僕は看護師という立場を利用して朝里のそばにいるのだから。



卑怯と言われても構わない。



僕だって真人に負けないくらい朝里を愛してる。







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