年上彼氏は看護師さん
僕はその日の夕方朝里の父親を呼び出した。



誰にも聞かれたくない話しなので、



僕のマンションに来て貰った。



朝里の父親は前みたいに、僕を罵る事はなかった。



部屋に入るなり、「話しは朝里の事なんだろう。


朝里は元気なのか?」



僕は一瞬朝里が、一瞬口がきけない事を話してもいいか悩む。



『宮本さん朝里は元気ですよ。でもあの日から朝里は声が出せなくて、


多分ストレスから来るものだと思いますが。』



宮本浩輔が驚く。



「研吾それは本当なのか?朝里が話せないのは多分僕のせいだな。


なんて事したんだ僕は。


僕は結局朝里を苦しめているんだな。


僕が朝里を愛してしまったから、


朝里は傷ついてしまった。

僕はどうすればいいんだろう。」




『宮本さん、朝里は父親と血の繋がりがない事は知りましだが、


父親に女として愛されてる事は知りません。


だからお願いです。このまま朝里を娘として愛してあげてほしいんです。』







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