年上彼氏は看護師さん
私たちの回りに人だかり?


「あのう、二人だけの世界を楽しみたいなら病室へ行っていただけますぅ。」



薫さんがケラケラ笑って言う。



ビックリして研吾君から離れた。



海斗君が近づき、『彼女いない俺には刺激強すぎ。』


「私キスなんてしてません。」



大笑いしてる海斗君。



『朝里もうみんなにバレてるからいいよ。


朝里キスの続きは病室に行ってからね。』



真っ赤になる私の手を握って歩く研吾君。



『研吾、ここは病院だから。少しは慎むように。』



明良先生ごめんなさい。



私声が出たのが嬉しくて、研吾君に飛びついてキスした。



研吾君は大胆な朝里もいいな、なんて言うからもうドシドキしちゃう。



今日は気分が凄く良くて、夕食を一杯食べちゃいました。



早く元気になって学校へ行きたい。



真人に会って自分の気持ちを話そうと思う。



今までありがとうって言うんだ。







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