年上彼氏は看護師さん
パパが私と研吾君に近付いて来る。



私は研吾君の後ろに隠れた。


『朝里大丈夫だから。朝里の大好きなパパだろう。』


でも、本当のパパじゃない。



『朝里血の繋がりなんて関係なんだよ。


一緒に暮らしていれば家族なんだから。


朝里は16年一緒にくらして来たんだろう。


もうそれでいいんだよ。朝里とパパは家族なんだよ。』



「そうだね。ずっと二人で生きて来た。


どんな時も助けてあってパパと頑張って来たんだよね。」


私はパパに、「ごめんなさい心配かけて。」



『パパこそごめんな。朝里こんなパパでもいいか?』


うん。



「パパこれからもよろしく。」


私はパパと握手をした。


パパが研吾君に、『研吾君色々とすまなかった。僕はまた朝里のパパに戻って頑張るよ。


朝里を愛してる事に変わりはないからね。


研吾君に朝里を取られたのは悔しいけど、


諦めるしかないな。』



パパありがとう。


パパが私に美沙さんを紹介した。


美沙さんは私の手を取り、「朝里ちゃん私美沙よろしくね。」


とっても綺麗な笑顔だった。

《ママよろしく。》






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