年上彼氏は看護師さん
『朝里今日ここに来てる事お父さんには言った?』



どうしよう?本当の事言った方がいいかな?



「今日ここに来てることはパパには言ってない。



パパに昨日研吾君の事話したら、



凄く怒られたの。



研吾君に関わってはいけないって言われた。



私そんな事言うパパが嫌だった。



パパの事初めて嫌いって思ったよ。」



研吾君から笑顔が消えた。


『朝里、お父さん僕の高校の時の話しとかした?』



私は頷く。



『朝里はそれを聞いて僕が嫌いになった?』



私は首を横にブンブン振った。



「私研吾君が高校の時荒れてたって聞いても驚かなかった。



だって研吾君今頑張ってるから。



看護師の仕事研吾君に合ってると思う。



みんなそう思っている。



見掛けで人を判断しちゃいけないって、



パパが教えてくれたのに。


パパ間違ってる。」



研吾君が私の手を優しく握った。



『朝里俺を信じてくれてありがとう。』









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