年上彼氏は看護師さん
『あの頃色々あって、僕の両親は医者で、



兄貴も姉もみんな医者。



みんな頭が良くて僕だけが我が家の恥とか言われた。


だから僕なんていなくてもいいみたいに思えて、



好き放題して暴れまくってたよ。



たけど、俺の親友が重い病気になって、



そいつの分も頑張らないといけない事に気付いた。



それから一生懸命勉強して、大学に行き色んな資格を取った。



僕は医者ってがらじゃないしね。



看護師の方が僕らしいと思ってる。』



研吾君凄く頑張ったんだね。



なのにパパは頑張った研吾君を認めてあげないのだろうか?



私には分からない。



「研吾君パパの事ごめんね。


パパが何で研吾君の事あんなに嫌うのか分からないの。


私パパに絶対研吾君の事分かってもらうからね。」



『朝里お父さんの事はいいよ。朝里も気にしなくていからね。



じゃお父さんにはここに通う事は暫く隠して置こう。』



パパに隠して置くのは辛いけど、



今回だけは仕方ない。







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