年上彼氏は看護師さん
私はどうやって帰って来たのか覚えていない。



多分パパがベットまで運んでくれたんだ。



携帯に沢山メールが入っていた。



沙織と博史からは、【朝里には俺たちがついてるから大丈夫だよ。】



嬉しいメールだった。



そして真人からは、【朝里に話しがある。月曜日時間を作ってほしい。】



真人話しって何?



多分沙織たちから、研吾君の聞いて心配してくれたのだろう。



真人には、【分かった月曜日部活終わったら一緒に帰ろう。】と返事をした。



そして最後に研吾君からのメールを見た。



《朝里今日はごめん。朝里になんて言っていいか分からない。


いい訳かも知れないけど、彼女いた事隠すつもりはなかった。


たけど朝里には彼女いる事言いたくなかった。


男ってずるいよな。朝里は僕の患者。


そう思いながら、朝里を女として見てたのは確かなんだ。


朝里が僕の事慕ってくれて嬉しかった。


僕と恋したい言って言われて、


僕は高校生になったみたいにドキドキしたよ。


だから土曜日は僕も楽しかった。


これは本当の気持ち。》







< 65 / 213 >

この作品をシェア

pagetop