年上彼氏は看護師さん
次の日の放課後真人と二人で部活に向かう。



「真人話って何?」



『こんなとこで話すような事じゃあないから、


部活が終わったら一緒に帰ろう。』



なんなんだろう。



そんなに大切な事なの?



真人の事が気になり、部活に身が入らなかった。



部活が終わり真人と二人で帰る。



少し前を歩く真人。



『朝里もっと近くに来て話せないだろう。』



私は真人隣並び真人を見た。



『俺、朝里が好きなんだ。

朝里と一緒にいたい。今朝里は研吾君の事で、頭一杯で、


俺の事考えられないかも知れない。


たけど俺が朝里を好きな事は覚えておいてほしい。


朝里の気持ちが落ち着くまで待つから、


俺と付き合ってほしい。


最初は友達で構わないよ。』



ありがとう真人。



真人の気持ちが嬉しかった。



パパから逃げたいのと、研吾君の事早く忘れたくて、


私は、「真人こんな私で良かったらよろしくお願いします。」



真人が最初友達でもいいと言ってくれたから。



私は真人と一緒にいる事を選んだ。







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