年上彼氏は看護師さん
あれから何回か朝里の携帯にかけたが、



繋がる事はなかった。



アドレスを変えたらしくメールも届かない。



もう僕と朝里を繋ぐ手段が何一つなくなった。



朝里は幸せでいるのか?



朝里笑ってる?



又腹痛をおこしてないか?


そして一番気になる父親との関係。



宮本浩輔が朝里に何かしてないか?



心配でならない。



どうにかして朝里に会えないか?



僕はそればかり考えていた。



「研吾君この頃元気ないね。どうかしたの? 」



そう話しかけて来たのは、秋野亜衣ちゃんだった。



「研吾君昨日朝里ちゃんが、病室に遊びに来てくれたの。


でも朝里ちゃんも元気なかったよ。


それにもう病院には来られないって言ってた。


どうして来られないのかな?


研吾君知ってる。」



僕は答えれなかった。







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