年上彼氏は看護師さん
高城先生に心当たりはないか?と聞かれた。



悩みなのか分からないが、この容姿だから小学校の時苛めにあった。



大人ぶって生意気だとか言われクラスで仲間外れにされた。



学校へ行きたくなかったけどパパが心配するから、



頑張って学校へ行った。



そこから腹痛が始まった。


だから中学はパパに頼んで私立にして貰った。



小学校で一緒だった子たちから逃げたかったから。



パパに本当の事は話していない。



私はこの事を全て高城先生に話した。



高城先生は私の頭をなぜて、『偉かったなここまで頑張ったな。』



私は何故か安心してしまい涙が溢れてしまった。



『朝里ちゃんの心が少しでも軽くなるように、



これからも色々話してみないか?



話しを聞くのは俺じゃないんだけど。



彼は看護師の資格と別に心療の方の資格も持っているんだよ。



研吾君入って来て!』



私の目の前に研吾君が現れた。



泣いてる顔見られちゃったよ。



恥ずかしい。







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