年上彼氏は看護師さん
結婚してからも美沙の我が儘に付き合わされぱなしで、


俺はこの結婚は間違っていたと気付く。



だが、その時美沙が俺の子を妊娠していた。



だから俺はこの子の為に、もう一度美沙とやり直そうと思った。



しかし俺たちの子供は死んでしまった。



多分この頃から美沙の精神状態がおかしかったのかも知れない。



朝里の実の母親が水商売をしていたと、知ってから美沙はおかしな事を言い出した。



朝里は俺と俺の愛人の間に出来た子だと。



美沙は精神的に壊れていたんだと思う。



たけど俺はそれを認めたくなかった。



俺はこれは夫婦の問題なんだから、美沙と俺の二人で解決出来ると思った。



珍しく高校を定時終わりそのまま家に帰ると、美沙と朝里がお風呂に入っていた。



良かった。美沙も朝里が可愛くないはずがないんだ。


そう思った瞬間、「ママお願い許して!」朝里が泣き叫ぶ声がした。


俺は慌て風呂場のドアを開けると、美沙が朝里を湯船に沈めているように見えた。



俺は美沙に近づき、『おまえ何してる。』



美沙は朝里が足を滑らせたからだと言う。





< 96 / 213 >

この作品をシェア

pagetop