角砂糖恋愛

聞いてたみんなは、ブ－イング。
「な、、何だよ！おめえら。お、、覚えておけよ！」
逃げ出すアイツ。でも、ウチらは許すコトなくて。
肩をガッっとつかんで、
「ねえねえ、君。まだ終わってないよ？」
「逃げるなんて、ずるくない？」
「サイアクって言われてたまったイライラ、はらしてもらわないとねェ？？」
ってなんか、ヤンキ－みたいな質問攻めをした。
「ゥ、、、、わああああああああああああ！！！」
アイツは恐れをなして逃げていった。
その情けない後ろ姿に
「男なのかよ！そんなことで逃げて！」
「うっざ－！！だからもてないんだよ！」
「もう、この教室に来るな！」
なんての文句と、笑い声を浴びせる。
その姿が本当に情けなくて、本当に面白い。
「「「ふ－。」」」
3人ハモッたため息。
やっと普通の3人に戻った。
　　　キ－ンコ－ン　カ－ンコ－ン
「長かったな。休み時間。」
ため息混じりで、言うアタシに、
クラスの人が言う。
「さっきの、超かっこよかったね－！」
とか、
「アイツを追っ払ったの、あなた達が、初めてかも！」
とか、
「さすが！この高校の華！！」
　、、、、、、え？？
　　い、今なんて？？
「はい？？は、、華？」
「えっ？知らないのぉ－？？この学校の華！」
「うん」
「そのまんまだよ！この学校で綺麗な人のこと！」
「えっ、で？」
「あなた達！」
「さっき、言ってたでしょう？
’（もててるからって、調子こくな！）
ってさ。」