角砂糖恋愛

新しい出会い

黒板には、
「席に座って待っててください。」
と、かかれてたものですから。
座るしか、無いでしょ。
仕方なく座ってると、座ると同時に
「おっはようございます！」
と、大きな声と共に教室のドアが開いた。
みんなびっくりしているのを無視して、話し始めた先生。
「みなさん！初めまして。私はこの１年B組を担当することになりました、桃内楓です」
ほ－う。桃内楓かあ。平凡すぎておもしろくないな、、。
なんつ－か、こう、外人っぽい名前とかさ。
いかにも仮名って感じも引くケド。
ま、いっか。

「よく、友達に、「アンタの名前って、平凡だよね」と、言われるので、
「も」　と　「か」を混ぜて「キャサリン」っていう仮名を作りました♪」

何だキャサリンって！！
どうやったら「も」と「か」をまぜて「キャサリンに」になるの！？
塚、「平凡」って言われるんだ。
天然だなァ－。
なんか、スザンヌみたいな先生だぞ。
大丈夫かなあ。なんか、今年はずれかも。

「なんか、仮名の作り方がスザンヌみたいだから、っていう理由で、「スザンヌ」って呼ばれる方が多いです！」

そらそうですよねェ。
スザンヌをコピ－したみたいな仮名の付け方ですから。
何コイツ。つくってんの？
んな訳無いか。