角砂糖恋愛
「私ィ、マリア女学院出身の、葛城爽子です。」
サ、、サヤコ??
覚えにくい!!
しかも、「マリア女学院」って、、、エスカレ-タ-式じゃなかったっけ?
今思うと、アタシはこんなコトで驚いてたんだ。っと、思う。だって、
「好きな人は、このクラスの咲山君です!」
って、告白したんだから。
しかも、
「付き合ってください!」
マジ告白★
凄いなあ、あの子。
な、、なんだあのオ-ラは!!。
すっごいキラキラしてるよぉ!
しかも、超カワイイ。
明るめの髪がくるりん♪ってなってる。
毎朝巻いてるのかな?
でも、毎日巻いているとしては、髪の毛が綺麗。
、、、咲山君、、だっけ?ありゃ、OKするな
だって、もったいないし。
「無理。」
えええええええ!!
超もったいない!!
「何でェ!?」
サヤコ、、チャンだっけ?
そりゃ、そうだよね。
あんなカワイイもん。
「お前、軽そうだし。」
ああ、第一印象ね。
「全然軽くないし!!」
おお、反論!
「マジ、お前しつこいから。」
うわァ。きっぱり振った。
振られたサヤコちゃん、、、?は、
「ひどい!!」
そう言って教室を飛び出した。
静かになった教室。
ある男子が口をひらいた。
「やっぱり、言うかァ」
それをキッカケのように、
「ホントだ。」
「マジ軽い!」
「うっざ-」
「なんで来てるわけェ!?」
などの文句が飛び交う。
あたしは、近くの席の男子に聞いてみた。
「ね、サヤコちゃん?だっけ。あの子なんかあるの?」
「はあ!?お前しらない!?」
「うん」
「しゃあねえな。教えてやる」
男子は、教えてくれた。
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