角砂糖恋愛
「アイツ、マリア女学院出身って言ってただろ?」
「うん」
「あいつさ、マリア女学院にいながらも、彼氏28股かけてたっていうウワサだぜ。」
「え--っ!?でも、マリア女学院って、女子校でしょ?」
「ああ。でも、年1で、男子が学校に行く研修ができたんだよ。」
「って、ことは、、」
「そこでキッカケづくり。」
「でも、そんなにしてたら、ばれちゃうんじゃないの?しかも、28人も」
「普通はな。そこがアイツの凄い所だよ。」
「な、、、なんか、したの?」
「アイツさ、まずは研修の男に目をつけるだろ?」
「うん」
「でも、そいつは好みじゃねえんだ。」
「え?」
「利用するための一人。でも、あんなに可愛かったら、しかも自分だけだぜ?そりゃあ、
調子に乗るよなあ。」
「確かにね。」
「で、メアドを交換する。でも、絶対メアドだけなんだ。」
「何かあるのね?」
「そ。それで、帰ったらメ-ルを送る。内容は、いかにも自分があなたのことをすき。
みたいなやつ。たとえば、、、、
(今日は、楽しかったよ。いろんな話ができて、本当に嬉しかった。)
こんな感じかな。」
「それで、ますます内容はひどくなる。ってことね。」
「ま、そんな感じ。で、イイ関係ができたら」
「作戦スタ-ト」
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