ネタも尽きたしお金もない。


楽しい場所だとはいえ、あたしはアルバイト。


社員で働いている仕事を優先しなくてはならない。



次第に、本職のほうが土曜日出勤が多くなってきたり、残業も増えたり。


体も辛くなってきたし、生徒を待たせてしまうこともしばしば。


そんな状況だったから、この仕事を辞めざるを得なくなってしまった。



当時中3の男の子は、あたしがいいって最後の最後まで粘って言ってくれた。


本当、涙がでるね。


受験、大丈夫だったかな。



もう1人は、小学校から教えてた男の子。


確か今年中3。



ちゃんと勉強できてるかな。



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