空色

○突然

from誠

翌日

朝練の前の教室はいつもの生徒達が
友達同士があつまってお喋りしていた。

『おはよぉ!!まこちゃん♪』
「はよ、百合!」

いつもの席に
友人の白井 百合(シライ ユリ)がいて
話しかけてくる。

小学校からの親友で、
観察力のハンパ無い人。

特に・・

『んー・・・??』
「ど、どしたの??」

いきなり顔を近づけて来る。

『まこちゃんさぁ、昨日泣いたりした??』
「へっっっ!!!????」

長いつきあいの
あたしへの観察は欠かさない。

ちょっとしたことでも見つける観察眼は

天性のモノと高校での新聞部活動により

「あぁ!!!朝練の時間だし行かなきゃ!!」

『・・・いってらっしゃーい!!』

磨きかかりすぎ!!!!
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