空色
「大丈夫だって一人で出来るし!!」
『だー!!うるせえ!!』
だまっとけ、といわれ諦める。
『ったくよー、ぼけぇっとしてから
ケガすんだぜ・・・』
湿布どこだ、とつぶやきつつ
冷蔵庫を開ける国光。
(どきどき・・・)
『お、あったぜ。 指出せ指!』
「ぇ、あ・・あぁ」
(どきどき・・・)
ひやっとした湿布の感覚が気持ちいい。
ズキズキした感覚も少し、収まった。
突き指より胸が痛かったせいかも。