空色


「片手じゃ何もできねーだろ!!」

無理矢理承知させた看護。
冷蔵庫から湿布を出して

「指出せ、指!!」
『・・・ぇ、あ、あぁ。』

あわてて手を出す誠。

その手、綺麗な手の赤くなってる所に
湿布を貼ってやる。

・・・・・・あ、手、当たった。





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