water song(みずうた)
01.記憶と砂漠と歌声
01-01.記憶喪失と遭難
私は、私がどこから来たのか、知らなかった。
(どうやって、此処に来たんだろ?)
それだけでなく、自分の名前さえ解らなかった。
気付いたら、此処にぼーっと立っていた。
(誰かが、私を呼んでくれる?)
誰が、私を知っているのか、知らない。
つまり、私は記憶喪失のようだ。
しかも、私は着の身着のままだった。
手首を飾る、青と透明の2つの宝石が付いたブレスレットが、唯一の財産とも呼べそうだ。
カバンどころか、財布すら持っていない。
慌て、洋服の全てのポケットをひっくり返してみる。
結果、曲がった硬貨が3枚だけ出てきた。
(多分、銅かな…?)
何故銅と知っているのか?
考えたら、頭が痛くなってきた。
深く考えるのを放棄する。
すると、喉の渇きを覚えた。
(何か入れ物を探そう…)
…入れ物?水でないのか?
自分自身に問いかける。
(どうやって、此処に来たんだろ?)
それだけでなく、自分の名前さえ解らなかった。
気付いたら、此処にぼーっと立っていた。
(誰かが、私を呼んでくれる?)
誰が、私を知っているのか、知らない。
つまり、私は記憶喪失のようだ。
しかも、私は着の身着のままだった。
手首を飾る、青と透明の2つの宝石が付いたブレスレットが、唯一の財産とも呼べそうだ。
カバンどころか、財布すら持っていない。
慌て、洋服の全てのポケットをひっくり返してみる。
結果、曲がった硬貨が3枚だけ出てきた。
(多分、銅かな…?)
何故銅と知っているのか?
考えたら、頭が痛くなってきた。
深く考えるのを放棄する。
すると、喉の渇きを覚えた。
(何か入れ物を探そう…)
…入れ物?水でないのか?
自分自身に問いかける。