空色天気
でも、本当にあんな事を言われたら、誰だって対処するのは焦っちゃうよ・・・。



そう思って外に目をやった。



そこからは、丁度朝櫻木先生が壁を掘っていた位置だった。



さっきつい、声を出してしまったのはそれが原因だった。



今は、雨が降っていて居ないけど、きっと晴れたらここから見えるんだろうな・・・。



遠くからでも、あのボサボサ頭は分かるな・・・。



私は、あの先生の事を思い出していた。



そのうちに、その日の授業は大体終わっていた。



友達といったら・・・何人かの生徒とは話をしたけど、本当に仲良くなったのはやっぱりショウだと思う。



私は新学年になった日に転校してきたとはいえ、中三という変な時期に転校してきたために、少し浮いていた。



この学校は、二年から三年にはクラス替えが無いのもあるが、何しろ転校生が少ないこの町では私以外は皆小学校からそのまま上がってきているからもある。



だけど、珍しいってことで他のクラスからも人は何人か来ていた。



でも、休み時間も一生懸命勉強している人達が結構見られた。




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