*短編*大切な想い出



夜の闇の中
私の携帯が鳴った






眠っていた私は着信音で目が覚める






枕元にある携帯を手に取ると着信音は止まった






時計を見ると夜中の2時






こんな時間に誰だろう?






そう思って携帯を開くとそこには「将」の名前






名前を見ただけで鼓動が速まるのを感じた






どうしたんだろう?
何かあったのかな‥






そう気になりながらも掛け直すことは出来なかった






あの時私からは絶対に電話しない






そう心に決めたから






< 37 / 68 >

この作品をシェア

pagetop