*短編*大切な想い出
夜の闇の中
私の携帯が鳴った
眠っていた私は着信音で目が覚める
枕元にある携帯を手に取ると着信音は止まった
時計を見ると夜中の2時
こんな時間に誰だろう?
そう思って携帯を開くとそこには「将」の名前
名前を見ただけで鼓動が速まるのを感じた
どうしたんだろう?
何かあったのかな‥
そう気になりながらも掛け直すことは出来なかった
あの時私からは絶対に電話しない
そう心に決めたから