*短編*大切な想い出
しばらくして
将は私と同じクラスの子と付き合うようになった
私は二人が仲良くしてる所を目にするたび
辛くて
辛くて
改めて自分が将のことをどれだけ好きだったのかを思い知った
沢山泣いた
私の本当の気持ちを知ってる友達が誰か他の人と付き合ったら忘れられるかもよって紹介してくれたけど
私は将以外の人を好きになることは出来なかった
どうしても将の姿を見つけると目で追っている
将の声が聴こえると
意識していた
でももう戻れない
やり直せない
取り返しのつかない一言を私が言ってしまったのだから