Guardian Deity -神-
「ただいまぁ」
「・・・・・・」

いつもなら返事があるはずなのにその日はなかった。
いつも家族でいる場所、リビングへ向かう。
「おかぁさぁん?おとぉさぁん?」
妹の名前もよんでみた。
「海ー?」
そして、リビングのドアを開けた。
「ぁれ?だれもいな・・・・」
自分の目を疑った。
一瞬、夢かとおもった。
なんて悲惨な夢なんだろうっておもった。
心臓が止まったかと思った。
息ができなくなるくほど悲惨だった。
赤い液体が倒れていた3人の体の周りを覆っている。
「お父さん!お母さん!海!」
必死で呼んだけど返事はなかった。。
「どうしよう!どうしよぅ!!」
電話!電話!119番!!
「も!もしもし!家族が!お母さんとお父さんと妹が!」


その後警察、救急車など色々来て死因を教えてくれた。
刃物で刺され即死だったらしい。
だが犯人は見つからなかった。

祖父母ももう亡くなってるからその日は警察署に泊まった。

まだ、夢みたいで信じられなかった。
睡眠なんてできるわけがない。
何も考えられなかった。
泣くことすらできなかった。
そう考えていた1月30日午前6時 学校から電話が来た。

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