BLUE

「モモー!!!」


わ びっくりした!

後ろから女の子の声



あ…

あたしの方に
来たんじゃないんだ



あの女の子彼女なのかな?

モモ って…
あだ名なのかな?




青い目の子は
あたしを通り過ぎて―


一瞬目が合った気がした



あのきれいな青い目が
ほんの少しの間だけ
あたしを捉えた気がした

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