BLUE

それからの毎日は
なんだか楽しかった


ふとした瞬間に
あの目の色を思い出す


あたしの名前と同じ
―アオ



これが恋なのかな

どきどきする



その時確かに

あたしの高校生活は
鮮やかに色づいていた

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