BLUE

帰り道


あたしはたくさん
しゃべった

口がとまらない


聞きたいこと
話したいことなんて
一つしかないのに

肝心なことは
あたしの口から
次々とでてくる言葉に
さえぎられた



それがすごく
もどかしかった

< 130 / 132 >

この作品をシェア

pagetop