BLUE
モモちゃんは何も言わないで
強い風の中に消えていった
残されたあたしとサクは
ちゃんと話し合う必要があった
「サク…座って?」
ここに来て1度も
席についてないサク
あたしはサクに紅茶を煎れた
「…アオのこと…応援できない」
紅茶を飲みながらサクは
本当に本当につらそうに
そう言った
「サクありがとう…本当に
心配してくれる人が
いるって本当に幸せだね」
あたし達は2人とも泣いてた
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