BLUE

「あたし外出てくるね」

おじさんにそう言って
あたしはお店を出た


外は真夏の太陽がギラギラ
とってもまぶしい

道を歩く人達は真っ直ぐ
自分の目的に向かって
足速に歩いてく


あたしはただ一人
あてもなくぶらぶらと
流れに逆らって歩いた



たくさんの人に囲まれると
少しだけ安心した

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