ツンデレ彼女を監禁して
「せんぱーい。聞いてますか、おーい。桜井先輩ってば!」
「……あ、ああ、すまん。自分の間抜けさに思い耽っていた」
自分を間抜けという先輩
どう見ても、間抜けのまの字もつかない人なんだが
さっきの言葉におかしな単語があるとすれば
「……ツンデレ?」
「っっ!」
ビンゴ
動揺する桜井先輩なんて、珍しいものが見れた
ガクンと、今度は先輩が落ち込む番
「オタクになんかなりたくないのに……っくそ。妙な知識を植え込まれちまう」
ぶつぶつとああだこうだを喋るその人の悩みを、俺は知っていた
何でも、桜井先輩の彼女が『そっち系』の人らしい
補足すれば、先輩がオタクという訳じゃない
真面目、硬派なこの人が『萌え萌え』言った日には、世界が破滅するだろうきっと
「……あ、ああ、すまん。自分の間抜けさに思い耽っていた」
自分を間抜けという先輩
どう見ても、間抜けのまの字もつかない人なんだが
さっきの言葉におかしな単語があるとすれば
「……ツンデレ?」
「っっ!」
ビンゴ
動揺する桜井先輩なんて、珍しいものが見れた
ガクンと、今度は先輩が落ち込む番
「オタクになんかなりたくないのに……っくそ。妙な知識を植え込まれちまう」
ぶつぶつとああだこうだを喋るその人の悩みを、俺は知っていた
何でも、桜井先輩の彼女が『そっち系』の人らしい
補足すれば、先輩がオタクという訳じゃない
真面目、硬派なこの人が『萌え萌え』言った日には、世界が破滅するだろうきっと