恋愛オタクの恋模様。
休み時間になると、廊下側の一番後ろの席に人が集まる。そこは真田くんの席。

見た感じ、ギャルが半分・男が半分ってところ。

あれから、真田くんとは喋ってない。まぁ、元々喋ったことないけど。

「ゆきむらー、今日テンション低くね」

髪の毛金髪で、日サロ肌を焼いてるような子が話しかけてた。

「別に」

何を話しているのかは分からないけど。なんか、やだな。

と言うか、チャラくないしとか言いつつチャラ男じゃん。


なんか私、変。


ため息とかついちゃうし。

「どした?」
麻理が心配そうに聞いてきた。



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